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予算設定の大事さ ②

更新日:2019年8月6日

こんにちは、中小企業診断士の土肥です。本日は予算設定に関する2回目の記事です。


 予算設定を行うにあたってよく見られる5つの課題があります。


① 高すぎる目標や現実的に実現不可能な目標を立てないこと。  理想だけで現場の実態や過去の実績をまったく踏まえずに作られた予算は目標にならず無視されてしまい、予算管理が機能しなくなるおそれがあります。


② 低すぎる目標を設定しないこと。  苦労もなく達成できる目標を予算として設定してもモチベーションは生まれず、計画と実績の差異分析から経営上の課題や問題を見つけることも難しくなります。


③ 会社全体の数値目標や施策と部門ごとの目標数値・施策に整合性を持たせること。  企画部門や財務部門などが中心となって、全社の予算と部門予算の整合性をとらなければ、各部門が目標を達成しても全社的には目標未達になる可能性があります。


④ 予算立案の基礎情報として各部門の業務上の目標となる成果指標の設定を行っておくこと。

 例えば予算達成のためには●●を何個販売しなければならないという具体的計画を立てることです。


⑤ 全社を挙げて頑張れるよう目標達成時のご褒美を考え全社で共有すること。

 会社の予算を達成した場合、社員旅行に行く計画を立て共有するというようなことです。


 予算管理は導入直後は面倒臭くしんどいものですが、慣れてくると事業計画や予算が無く業務を行うことの方が気持ち悪くなってきます。事業者にとっては、しめたもので全社一丸となって予算や計画強いてはビジョンや夢に向かって行きます。計画や予算管理をまだ実施されていない事業者様におかれましては一度チャレンジしてみては如何でしょうか?





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